Compositor: Shena Ringo
あの日とびだした
このまちときみがただしかったのにね
ふゆかいなえみをむけ
ながいちんもくのあと
たいどをさらにわるくしたら
つめたいあすふぁるとに
ひたいをこすらせて
きたいはずれのあたしをせめた
きみがまわりをなくした
あたしはそれをむしした
さよならをつげた
あの日のくちびるがいちねんご
どういうきもちでいま
あたしにきすをしてくれたのかな
みじかいうそをつなげあかいものにかえて
そがいされゆくほんねをふせた
たりないことばよりも
ちかいきょりをこのみ
りかいできていたようにおもうが
きみになみだをおしえた
あたしはそれもむしした
かわいいひとなら
すてるほどいるなんていうくせに
どうしていまだにきみのとこには
だれひとりいないのかな
なんてたいそられたことを
ゆめみてしまったんだろう
あんなごうまんなるいの
あいをおしつけたり
とかいではふゆのにおいもただしくない
ももみちひまもきみもむろみがわもない
もうわがままなど
いえないことはわかっているから
あすのくうこうにさいごでも
きてなんてとてもいえない
ちゅうこくはすべていま
ばつとしてげんじつになった
あの日とびだした
このまちときみがただしかったのにね